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2012年11月20日 (火)

もっと迷惑かけましょう!!

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121119-00000002-voice-pol

この、さかもと未明という人を僕は知りませんでした。検索してみたら、漫画家で、あといろいろ本を出しておられるようです。テレビのコメンテーターもされているので、有名な方なんでしょう。

しかし、このクレームの入れ方は、少しおかしい感じがしますね。確かに、子どもが嫌いな人にとっては、子供の泣き声はうるさいものでしょう。疲れていたりイライラしてたら、余計に頭に来るのもわかります。しかし、冷静に考えて、泣き止ませることができない状況であることは、明らかです。だったら、あきらめるしかない、がまんするしかないのです。いくら親を責めたり航空会社を責めても、この状況を打破することになりません。

自分が気に入らないことがあれば誰かを責める、っていうのは、世間では「大人げない」と言われます。親の教育やしつけとか、飛行機なら航空会社とか、自分が言いやすい人に食ってかかるなんて、およそ理性的な人がすることではないです。マナーなんてあいまいな概念を持ってくるあたり、この人はほかにもやってるんじゃないかと思います。

このクレームは、単に怒りをぶつけただけの、解決に何の足しにもならない、自分の気持ちを抑えるだけの、自己中心的な感情表現と言えるでしょう。大人なんだから、なんて言いたくなります。自分が騒いで与えた周りへの迷惑や、理不尽な説教をされた親のことを考えないんでしょうね。

でも、今子育てをすると、こういう攻撃にさらされることが多いです。周囲を自分にとって居心地がいい環境にすることに執心し、邪魔な人を排除しようとする。世の中はいろんな人がいるのに、自分を基準に善悪を決めて、排除しようとする。その標的になるのが、親世代です。迷惑という概念を持ち出して、自分が勝手に決めたマナーを押し付ける。うるさい、臭い、などなど。

迷惑という言葉がそんなに力を持つのかと思いますが、昔に比べて、迷惑と言われることに過敏になっている人が多いのではないでしょうか。特に親世代は、この言葉におびえているといってもいいようです。自分の子どもの教育は、全部自分がかぶって、子どもが「迷惑」をかけたら、自分が全部引き受ける。これでは親世代が悲鳴を上げても仕方ないです。

子どもを育てるって、いろんな人にいっぱい助けをかけることです。そうしなければ、子育てなんてできません。保育園やおじいさんおばあさん、行政から、乗り合わせた乗客の人まで、みんなの理解と協力がなければ、子育てなんかできません。それを、「迷惑」と言ってしまえば、もう、子育てを放棄するしかありません。

もっと迷惑かけましょう!!いろいろ言ってくる人は、自己中心的な発想ですので、そんなわがままを聞く必要はありません!!迷惑なんて言葉を怖がらないで。子どもを育てていることに、自信と誇りを持って!!

ところで、この漫画家さんのケースは、一種の拘禁反応だと思われます。刑務所や学校などで情緒不安定になりやすいのは、人間は拘禁されると、欲求が原初的になり、より攻撃的になります。暴動やいじめは、その表れと言えます。飛行機は閉鎖感がとても強いので、反応したのだと思います。医師である旦那さんも同乗していたようですが、子どもに薬を飲ませることを考えるより、自分の奥さんが異常な反応をしていることを何とかするべきだったでしょう。

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