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2013年8月 9日 (金)

「残さず食べなさい」の強要は人権侵害です

「残さず食べなさい」。給食の時に指導された方も多いでしょう。最近では、学級の残飯ゼロを目標に、出されたものは全部食べさせる指導をしている先生がおられるようです。先生の中には、時間内に食べられない子どもを、給食時間を過ぎて休み時間になっても教室に残して食べさせている人もおられるようです。今時そんな先生がいることに驚きです。この指導、はっきり言って人権侵害です。
人は誰しも、何をどれだけ食べるか、自分で決める権利があります。食事はその人の体を作るものである以上、自分の体をどのように作るかは、その人の自由です。ですから、食事を他人に強制される筋合いはないのです。
これが、イスラームの子どもだったらどうでしょうか。イスラームの子どもに豚肉を食べさせたら、国際問題になって、その子の国の外務省を通じて抗議が入り、その先生はクビが飛ぶでしょう。実際、昔ベジタリアンのインド人をだまして肉を食べさせたビジネスマンがいて国際問題になりかけました。少年院や刑務所でも食事の禁忌については敏感で、その人が食べないものは強要しません。
それくらいデリケートな問題である食事の強要が、学校ではゆるくなっているのはなぜでしょうか。次回から、「残さず食べなさい」指導の根拠について、個々にみていきます。

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