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2013年9月19日 (木)

自由研究発表Ⅴ~ドイツの暴力防止教育に関する動向研究

9月8日午前の2つ目は、ドイツの暴力防止教育についてでした。
ドイツでも、学校内での暴力が多発し、社会問題になったようです。暴力事件をおこす子どもには、低所得者層であるとか低学歴層であるとか、いろんな属性があることがわかり、その属性を把握するために福祉が、それにあった教育をするために教育が、それぞれ役割を持って取り組んでいるとのことです。また、学校も、学校の先生だけでなく、広く社会から教育資源を募り、様々な教育実践を展開しています。警察や保護者・スポーツ協会なども、プロジェクトに関わっています。
では、日本ではどうでしょうか。学校で暴力防止といえば、道徳教育でしょうか。あと、ケンカがあったらその都度指導はされるでしょう。ひとつのプロジェクトとしては、国レベルで取り組んでいるのは聞いたことがありません。道徳教育と日々の生活指導で十分、なんでしょうか。僕は、どうも足りないと思うんです。
ドイツでは、言葉による暴力も、暴力として数えます。同じように考えると、日本でも言葉による暴力は日常多数あるのではないでしょうか。たとえば、ヘイトスピーチなどは、言葉による暴力と言えると思います。言葉であっても身体的であっても、相手を傷つけるという意味では、どちらも暴力なんですね。ですから、暴力防止教育を通じて、相手を思いやるとか、適切なやり方で自分を表現するとか、教育できるのではないかと思うんです。
この発表では、自然の中で行われるワークショップが紹介されました。一見すると、「暴力はいけませんよ」とのアピールがあまりないように思いました。しかし、暴力が相手への不当な攻撃ですから、その手を使わずに自分を表現するやり方を見つけるためには、いい実践だなあと思いました。そのものズバリでなくても、子どもに考えさせることは可能です。
ドイツの実践をもっと知りたくて、発表者に尋ねると、ドイツ語の文献ばかりで、英語も少ないとのこと。うーん。ドイツ語やり直すかなあ。

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