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2013年12月12日 (木)

道徳の教科化に思う~道徳教育は可能か?

道徳が教科に「格上げ」されるそうです。

教科になることが「格上げ」とは少し違和感がありますが。ならば教科ではない特別活動があれだけ力を持つのはなんだろうと。でも、今回はそれが話題ではありません。

道徳が教科になるとは、国民自分にとっての道徳を学校で作ることです。通常学校は6歳から入りますので、その歳から道徳について考えることになります。はたしてそれは可能なんでしょうか。

やはり最初は「こう生きなさい」を教え込むことになるでしょう。これは、子どもの発達上しかたありません。子どもが大きくなったら自分の頭で考えることができるようになりますから、その時に教え込まれたことを批判的に検証できるでしょう。しかし。はたしてその検証の場が与えられるでしょうか。学校では?家庭では?

「三つ子の魂百まで」といいます。小さい頃教え込まれたことは、大人になっても残ります。もちろん捨て去ることはできますが、大きな労力が必要です。そんな、あとから大きな労力を要する作業を小さい頃にする必要がわかりません。

今までは、教科でなかったために、教え込むことがぼやかされて、なんとなくゆるく生き方を教えていました。しかし、教科になり評価までるとなると、どうしても結果を出さなくてはならず、教え込みが起こります。

僕は、道徳はするなら小学校高学年ぐらいから。しかも教え込みをしないようにすべきと考えています。その観点から、道徳の教科化には反対です。

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