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2020年1月11日 (土)

皆勤賞は意味がない?

皆勤賞は意味がない、百害あって一利なしだという意見が出ています。皆勤賞を目指すために、病気なのに学校に出てきたとか、クラスで目指していたから、病気にかかってしまったことで、まわりから悪く言われたり、自分を責めてしまったり。たしかに、病気なのに出席しなきゃいけないとするのは、これはおかしなことです。病気になったら休む。これは、大原則なはずです。
では、なんで皆勤賞なんてものができたのでしょう。諸説あると思いますが、私が学生の時に聞いた話です。
 
勉強もできない、運動もできない、ほめるところがない子を、それでもどうやってほめるか、脚光を浴びさせるか、って探して、お、この子は休まずに来たな、これをほめようとできたのが、皆勤賞です。だから、いわば、掃除がんばったで賞とか、あいさつが元気よかったで賞、ぐらいのもんなんです。
 
だから、なのに皆勤賞を目指せとか、そこでまじめさとかやる気を評価するとかわけのわからん理屈がついてきたから、混乱するんですね。皆勤賞なんて、本来そんな価値はないことなんですよ。
 
これ、同じことが、部活の声出しにもあると聞いたことがあります。部活で、まわりでなにやら大声を出してるの、ありますよね。あれ、なんで大声出させてるかっていうと、下級生とかまだうまくできない子でも、大きな声なら出せるだろう、ってことで、お、元気の大きな声出せるな、ってほめてあげるために、やらせてるんだと。大きな声が出せたからといって、だからうまくなるなんて、誰も考えてないんです。できない子でももめポイントを作るために、やらせてるんだと。
 
皆勤賞も声出しも、その程度の意味しかないんですよ。なのにそれに、違う大きな意味を持たせてしまった。その弊害が出てしまっている。だからといってやめてしまったら、できない子のほめポイントがなくなってしまう。
 
一見意味のないことでも、実はなにかしら意味があることって、あるんです。でも、本来の意味とは違う意味を持たせてしまったことで、かえって混乱してしまい、本来の意味が薄れてしまうんですね。批判するなら、本来はどんな意味があってのことなのかも含めて、批判しなきゃと思います。
ちなみに、私は、それでも、皆勤賞はなくした方がいいかなと思っています。やはり、まじめさとか勤勉さとかをとても大切にする文化のなかでは、本来の意味を取り戻したとしても、やはりまた、今のようなことになりかねない。そういった危険を含む賞だと思います。だったら、最初からなくしてしまったほうが、私はいいかなと思います。どんな子でも、皆勤以外になにかしらほめポイントはあるはずですから、そういった危険がないほめポイントを見つけていけばいいと思います。

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